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妻が専業主婦、夫の年収が2000万の生活レベルは?都内でも贅沢な暮らしはできるの?

2024年9月15日

年収2000万と言えば平均年収を大きく上回っており、妻が専業主婦でもかなり贅沢な暮らしができるでしょう。

しかし、都内に住んでいる場合はどうでしょうか。

子供もいると、教育費などたくさんの資金が必要になってきます。

ここでは、妻が専業主婦で夫が年収2000万の場合の、都内での生活レベルについて解説していきます。

専業主婦を続ける上で、知っておきたい家計の管理方法についても紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

妻が専業主婦、夫の年収が2000万の世帯の生活レベルは?

妻が専業主婦で、夫の年収が2000万の場合の生活レベルは、子供の有無や人数、住んでいる地域で大きく変わってきます。

そこで、総務省統計局の2023年「家計調査 二人以上の世帯(妻の就業状態別、年間収入階級別)」を参考に、1ヶ月の生活レベルを世帯人数別でシミュレーションしてみました。

1ヶ月の手取りは、年間総支給金額(2000万)から税金や社会保険料等を差し引き、96万~109万円程度とします(ボーナスありの場合)。

ボーナスがない場合は月々の手取りは120万円程度となります。

また、家賃は一般的な相場である手取り月収の25~30%で計算しています。

※家計調査での支出は平均値であるため、下記の生活費はあくまで目安となります。

夫婦のみ世帯の生活レベル

夫婦のみ世帯の生活レベルは以下の通りです。

支出項目金額
家賃24万円~32万7000円
食費(外食費)14万円(4万円)
水道光熱費3万3000円
家具・家事用品費2万2000円
被服費3万5000円
保健医療費2万5000円
交通費2万円~3万円
通信費1万8000円
教養・娯楽費8万円
交際費4万円
その他(こづかい含む)15万円
支出合計80万3000円~90万円

妻が専業主婦・夫の年収が2000万で夫婦のみの世帯は、都内でもそれなりに贅沢をしても生活が可能なレベルです。

貯金もボーナスを含めずに月々6万~29万円ほど行える計算です。

上記のシミュレーション範囲に収まるような生活をしていれば、都内でも問題なく暮らしていけます。

しかし、家賃相場が高い区や億ションに住んだり、毎月ハイブランド商品を購入するような、生活水準がかなり高い場合はマイナス収支になる可能性があるでしょう。

夫婦と子供世帯の生活レベル

夫婦と子供世帯の生活レベルは以下の通りです。なお、教育費は子供が公立の学校に通っている場合で計算しております。

支出項目子供1人子供2人
家賃24万円~32万7000円24万円~32万7000円
食費(外食費)15万円(4万円)15万円(5万円)
水道光熱費3万2000円3万円
家具・家事用品費2万1000円2万円
被服費3万円2万円
保健医療費2万2000円2万円
交通費2万円~3万円2万円~3万円
通信費1万6000円1万5000円
教育費4万5000円15万円
教養・娯楽費8万2000円8万5000円
交際費3万円2万円
その他(こづかい含む)12万円9万円
支出合計80万8000円~90万5000円84万円~93万7000円

夫婦と子供世帯の場合は、教育費が追加されたものの、月々2~28万円は貯金できる計算となりました。

夫婦のみの世帯と比較すると、交際費やその他の支出が減少しており、やや節約を意識していることがわかります。

特に子供が2人に増えると、教育費などの必要経費が増加する分、より支出を抑えようとする傾向にあります。

もし、子供が2人以上だったり、ペットを飼ったりする場合は、さらに節約をしない限り、貯金できる金額も減ってしまうでしょう。

また、教育費は学校外活動費が大半を占めているため、学習塾や習い事の数によっても貯金額は変動します。

なお、このシミュレーションは子供が公立の学校に通っていることを想定して作成したため、私立や大学に進学した場合は、さらに教育費が上乗せされることになります。

例えば、私立の場合、小学校は約5倍、中学校は3倍、高校は2.5倍の教育費がかかるため、上記のシミュレーションでは収支が赤字になってしまいます。

妻が専業主婦、夫の年収が2000万でも都内での生活は可能

妻が専業主婦で夫の年収が2000万の場合、都内でもそれなりに贅沢な暮らしが可能です。

しかし、子供がいる場合は、贅沢をし過ぎると貯金は難しくなってくるでしょう。

特に、子供が私立の学校や大学に進学する場合は、さらに資金が必要になってくるため、計画的に準備しておくことが重要です。

そのため、もしあなたがこれから専業主婦になりたいと考えていたり、専業主婦で家計が厳しいと感じている場合は、しっかりとしたライフプランを設計する必要があります

しかし、ライフプランの立案や家計の見直しを、自分で行うのはなかなか難しいものです。

そこでうまく活用すると良いのが、ファイナンシャルプランナー(通称FP)です。

FPと言うとCMの影響で保険の見直しをイメージするかもしれませんが、「家計の相談」や「教育費・子育て費用の相談」「老後資金の相談」など幅広く相談することができます。

そのため、今後どのように行動すれば専業主婦として家計を管理できるのか、具体的な方法を提示してくれます。

しかも、無料かつオンラインにも対応しているため、気軽に相談することができますよ。

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